SLEですけどなにか

出来なくなった事より出来る事を

発症②激痛の本気

発症①の続き。

 

 

 

大学病院に搬送される頃には痛みが格段に強くなっていて、今まで経験したことがない痛みがお腹を襲っていた。のたうちまわるとはまさにこのことで、ストレッチャーの上でハチャメチャに動き回ってた。笑

 

MRI/造影CT/採血...などなど

色んな検査をした後、消化器の先生・婦人科の先生色んな先生が私を診察して口を揃えて「わからない」と言ってるのを聞いて絶望した。こんなにも痛いのに原因が分からず時間だけが過ぎていったら、体力的に時間の問題じゃないかと。もしかしてこのまま死ぬんじゃないかと一瞬頭をよぎった。

 

そして次に先生の口から出た言葉が「開腹します」

 

「え?原因わからないのに開腹するの?意味ある?」って思ったけど、お腹を開けて原因を突き止めるとのこと。

 

分かっていることは腸の浮腫、腹水、虚血、高い炎症反応、腹部膨満感、腸の活動が止まっていること。後に調べて分かったけど、これなら腹膜炎の可能性を疑い緊急オペをするのが一般的らしい。早期に治療しなければ最悪死に至るとも。

 

 

着々とオペの準備が進められる中、膠原病内科の先生が私の元へ来た。

今までの先生がお腹ばかりを診る中、その先生は私の顔をじーっと見て一言。

 

「蝶形紅斑が出ている」

 

SLEの疑いをかけられすぐさま検査。

お腹の炎症もSLEからきたものかもしれないということで開腹は中止。

 

状態があまりよくなかったのでその日はHCUに入室し、その後消化器病棟へ移動となった。

 

 

 

 


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